常任委員会

 昨日、今日と常任委員会が開かれた。私は産業厚生常任委員会。付託された議案は9議案と請願1件です。昨日は、10時から4時まで、今日は、10時から半時間ほど(総括的な質疑と採決のみ)で終わりました。質問はほとんど私1人。改選前より1人で質問し続ける時間が長くなったように思います。9議案のうち、4議案に賛成、5議案に反対しました。
 議案は、ほとんどが各会計の当初予算ですが、どの議案にも、特に介護保険に顕著にあらわれているのですが、予算をともなわない国の押し付けなどが、ちりばめられ、末端の市町村へのしわ寄せが感じられます。それが住民へのしわ寄せにつながっていくことになるのですから、大変です。
 あと、議会は、月曜日の(核燃料)中間貯蔵施設特別委員会と市町村合併特別委員会の予定。火曜日の最終日を残すのみとなりました。
 最終日の討論は、私、田端が討論することを3人の議員団で決めました。

 さて、先日の総括質疑の原稿をアップしておきます。

2007年3月議会総括質疑
田端範子
第5号議案 御坊市事務分掌条例の一部を改正する条例
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       
Q1 国民年金を福祉のなかに位置づけ社会福祉課で対応することは理解できる。
   自治連合会の業務を総務課から環境衛生課へ
    地区衛生組織連絡協議会と構成が同じだから環境衛生課で一本化
    総務課の自治連合会の業務は主にどういった内容だったか
    
   防災関連業務企画から市民課へ
    「生活安全・防災対策室」の設置
     防災を考えた街づくりを企画するという点では企画課の企画立案と密接なかかわりがあると思うが、そういった面での今後の対応は


第7号議案 御坊市土地開発公社定款の変更について
Q2 常任理事の廃止
  理事長・副理事長に事故があるときは、これまでは常任理事が職務を代理すると定められていた。今回の提案では、その職務を代理するものは、あらかじめ理事長の指名を受けた理事とされている。この理事とは12名以内とされている理事の中から指名しておくことになるのか。


第14号議案 平成19年度御坊市一般会計予算

Q3 各基金について
3月末見込額   当初予算措置後の見込み額
  財政調整基金          10億352万4千円
  長寿社会福祉基金
  水産業振興基金
  塩屋町名田町地域振興基金
  日高港振興基金
  職員退職手当基金
  ふるさと創生基金
  減債基金
  産業振興基金


歳出
Q4 p37財産管理費 工事請負費
   非常用発電機設置工事 5,000千円  どこへ



Q5 P38 企画費
 みやこ姫みなとまつりの企画費での予算取りがなくなっている
    歳入でみなと振興交付金が2,000千円入ることになっているが、この歳入とのかかわりがあるのか
 歳出の予算取りはどこになるのか


Q6 p41 港湾火力対策費
 日高港振興事業補助金13,000千円
  今年度の事業説明を


Q7 p104 幼稚園費
予定園児数外
予定園児数クラス数正規職員臨時職員
大成
湯川
塩屋
名田


Q8 p111 市民文化会館費
    需用費で、760千円 消耗品、100千・修繕料660
    指定管理者委託 30,662千円
      軽微な消耗品や修繕は指定管理者が経費をもつ、という契約ではないのか。
      この場合の需用費の説明を

Q9 p112 放課後子ども教室推進事業費 1,849千円
  ① 講師謝礼他 1,589千円の説明を
     ボランティアの費用か
     名田小学校だけの分か
     児童センターの経費は児童センターの予算のなかに含まれるのか
②児童センターはこれまでと運営はかわらないのか

③名田小学校に決めたのはなぜか。
    事前に各学校に説明したのか

④名田小の子ども教室の運営責任者は誰になるのか


⑤開設日数は




Q10 p114 体育館管理費
  平成18年度に耐震第一次診断が行われているが、今年は第二次診断の予算どりがない。一時診断の結果はどうだったのか。

  修繕料は400千円のみ。例えば舞台などがでこぼこで使いにくい部分があると聞く。
  改善策は検討されていないのか。


Q11 p114 共同調理場運営費
   学校給食調理業務等委託 42,025千円
   平成15年度からの食数あたりの委託料の経緯を説明されたい。
     昨年度途中から、業者が変わっている。その後これまでのような事故や不具合は
ないか。

歳入
Q12 p4 市民税他
(1) 個人市民税は前年より186,934千円の増額
      6月から増税分が上乗せされて徴収ということになるのか
定率減税廃止による増分は
      税源以上による増分は

  (2) 法人市民税は前年より57,123千円の減額
      法人税の減額は減価償却制度の見直しによるものか
      その他にも要因があるのか
      法人税は均等割だけが前年より増になっているが、この要因は

  (3) 市民税全体では、129,811千円の増だが、その分、18年度にあった所得譲与税164,702千円が0となる。差し引き税源移譲では34,891千円の減収となるが、その分は地方交付税で調整されるということか。

  (4) ということでみても、当初予算で交付税が増えているようにはみえない
      今後の交付税の算出で調整されるのか。

   Q13 p24 委託金
県民税徴収委託金 42,149千円
          18年度は21,873千円 20,276千円の増。約、倍。
          これは、森林税を新たに徴収することによる増か。他の要因もあるのか。
          
          滞納などの場合でも、先に県に支払うことになるのか。
       納税相談等で少しずつ、税金を払っていく場合もあるが、そういう場合の計算はどうするのか。

       一人500円、ということだが、県全体の平年ベースで2億6500万円という試算がされている。御坊市民に課税される分はいくらとなるか。

   Q14 p29 退職手当債 139,900千円の計上。
       何人分を予定しての予算取りか。
       退職手当は総額(p123)304,477千円と示されている。
       市債との差額164,577千円が一般財源ということになるのか。
by tabatanoriko | 2007-03-23 18:56
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