核燃料中間貯蔵施設の学習会

 昨日は、中間貯蔵施設調査特別委員会の主催した市民向けの講演会でした。委員長の「中立派の学者に来てもらう」という発言から、名田町出身の斉藤正樹教授の講演となりました。2年前にも議会の委員会に講演に見えられましたが、その時以上に昨日のお話は、原子力は必要で安全という結論を導き出すために、市民の皆さんを説得するためにみえたのかな、と思ってしまうようなお話だと、私には聞こえました。原子力は必要だという結論のために、前置きの講演が1時間を占め、かんじんの中間貯蔵や核燃サイクルのお話しは半時間というアンバランスも感じました。
 まず、中国やインドが食料や燃料を消費し始めていること、特にインドが今後爆発的に人口が増え続け、化石燃料が予想より早く枯渇するかもしれない。太陽光発電や風力発電はどんどん使ったらいいが、それではほとんどまかなえない。原子力は必要というのが世界の動きである。安全面でも、死亡率のリスクを説明されながら、放射能によるリスクは小さい、また、自然界にはいっぱい放射線があって、あびているという流れのお話しだったように思います。
 途中で会場から、「中間派と新聞に書いていたが、推進そのものの話しではないのか」という発言がありましたが、それに対して「あなたの方が偏っているかもしれない」と返されていました。しかし、推進するためのお話しのように感じたのは私だけではないと思います。
 最後に、オルポート・ポストマンの「デマ」の基本法則を持ち出され「デマの大きさ」→「関心度(重要さ)」×「情報の曖昧さ」/判断力(正しい知識)」という紹介をされましたが、まるで、反対することが正しい知識をもっていないと言わんがためのものに聞こえました。
 質疑の中で、「お話しはメリットの部分が大きかった。デメリットも話してほしかった」という意見が出されていましたが、ご自身が「中間派」だと名言されるのであれば、全くそのとおりだと思いました。

 昨日はすぐに学習会の様子をお知らせしたかったのですが、引き続いて国保・」介護保険の学習会が和歌山市であったため、今日になってしまいました。夜の部の学習会の様子は、改めてお知らせします。
by tabatanoriko | 2007-05-25 17:15
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